あおによし 奈良の京は 咲く花の
にほふが ごとく 今 盛りなり
高校一年生から奈良が大好きだ。
奈良の血筋でもないし何の関係も無いが、恋をするように奈良が大好きになってしまった。
京都よりも先に栄えた京。
1300年前に生きた人々の息づかいがありありと感じられ、歪められていない多様な文化が織りまざり今に続く奈良は、一番日本らしく感じられる。
平城京の異様な静けさは、2016年現在とは思えない静寂があって、今吸う空気が実は1300年前のものだと錯覚してしまう。
静かなお寺や神社も、香る檜が鳥肌を立たせる。
朝鮮やギリシャ、中国などの異国感も奈良に独特の雰囲気を与えて、ちょっと「死」に近いような空気がよい。それなのに悠久というのがまた尊い。
また帰ってこよう!鹿!